【プレスリリース】 長期保存・管理が難しい紙のカルテから電子管理へ 診療精度の向上、データ集計容易に クラウド型 電子カルテ「D-link(ドリンク)」
PRESS RELEASE
歯科治療の保証サービスを行う株式会社ガイドデント(本社:東京都渋谷区、代表:石井 貴久)は、クラウド型の電子カルテ「D-link(ドリンク)」を2019年7月25日より提供開始します。
「D-link」は、クラウド上で患者の治療履歴などを管理できます。一般的な電子カルテの機能に加え、当社が提供する「インプラント10年保証システム」「審美歯科治療5年保証システム」などの申込みも可能となります。
■普及遅れる歯科での電子カルテ
電子カルテは厚生労働省も普及を呼びかけているものの、医科に比べて歯科での普及率は未だ低いのが現状です。歯科では医科のように医療事務担当者がいないところも多く、スペースがあまりない治療室にコンピューターを置いてカルテを医師が管理するのが難しいこともあります。そのため、診療報酬明細書を作成するレセプトコンピューターをカルテ代わりに使用している医院もあります。しかし、レセプトコンピューターでは治療の詳細を記録することが難しいうえ、インプラントなどの自費治療の記録もできません。また、紙のカルテは長期間の大量保存や管理が難しく、治療後に患者が来院した際、以前の治療をすぐに把握することが容易ではありません。さらに、災害などでカルテを失ってしまうリスクも考えられます。
■画像管理やデータ集計も容易に
電子カルテは、過去のデータをすぐに出せるので効率化が図れ、文字情報だけでなく画像管理もできるため、治療経過などを把握することも容易となり、診療精度の向上につながります。さらにキーワードでの絞り込みやデータ集計ができるので、学会発表などで必要なエビデンスの収集などにも便利です。
「D-link」は、こうした電子カルテの機能はもちろんのこと、当社が第三者として保証をバックアップして歯科医院でのインプラント治療や審美歯科治療を長期的にフォローすることで、安心して患者が治療を受けられる保証システムの管理も一緒に行えます。インプラント治療は定期的なメンテナンスを行って、長期でケアをしていくことが必要なため、データ化されていることで医師はより良い治療を提供することができます。
「D-link」はクラウドサービスのため費用は安価です。そして、IDとパスワード、インターネット環境があれば院外でも医師は閲覧できるので、緊急の患者対応なども可能となります。
株式会社ガイドデントでは、2009年より電子カルテを販売していましたが「D-link」の提供開始を機に、電子カルテのさらなる普及を目指して歯科医師へ電子化の必要性を訴えていくとともに、今後は、歯科医院での導入のしやすさを考えて、専用タブレットの無償配布なども検討してまいります。